Krist & Singto

About KristSingto

カセサート大学 : 幕開け

一枚の写真と一つのハッシュタグ。これが、Sotus、Singto Prachaya、Krist Perawat、三つの道が絡み合う比類なきストーリーの幕開けでした。SOTUS制度とは、タイで一般的な慣習のひとつです。Seniority(序列)、Order(秩序)、Tradition(伝統)、Unity(統一)、Spirit(精神)の頭文字を取ってSOTUS。上級生による激しいいじめ文化に反対する学生が多いため、この制度は学生の間で大きな騒動になることがあります。しかし、この制度は年々進化し、世間に受け入れられ始めています。2013年6月、ストレスの多いオリエンテーションウィークの最中、気分を盛り上げ、新入生を応援しようと、あるタグがソーシャルメディア上で注目を集めました。そのタグとは" พี่ว้ากตัวร้ายกับนายปีหนึ่ง"「悪魔のワーガー(Hazer)と1年生」というもので、 このハッシュタグは世間の注目を集めただけでなく、Bittersweetとしても知られている、Ployという一人の若い作家の目にも留まりました。彼女はそのアイデアにインスピレーションを受けたため、ハッシュタグを作成した投稿者に「このタグを自分の小説に使ってもいいか」と許可を求めました。

悪魔のワーガー(しかしハンサム)Singto 最初の投稿

その一年後の2014年、Bittersweetの小説が再び登場します。今度は「悪魔のワーガーと1年生」というタグだけでなく、一人のヘッドワーガー、唯一無二の存在であるSingto Prachayaの写真も共に注目されることとなりました。同年、同じカセサート大学(KU)… 運命は、Singtoがワーガーの任務中に写真を撮られただけにとどまらず、その群衆の中には当時ワーガーのサポートチームの一員であったKrist Perawatもいたのです。

彼らは知る由もありません、そのBittersweetの小説が実写化し、互いを知らないカセサート大学出身の二人の青年が、大学の制服を着てオーディションで出会い、二年後に「Sotus The Series」の主役に起用されることになるとは。

とはいえ実際には、Singto PrachayaとKrist Perawatは、Singtoが2年生で、Kristが1年生だった2013年からお互いの事を認識していました。KU Econ Nightではその夜、Singtoはチアチームの一員、Kristはバンドのドラマーとして、パフォーマンスを行っています。新入生のKristは、Singtoを先輩としてもワーガーとしても尊敬していました。自分もワーガーになりたいと考えていることをSingtoに相談し、2015年にそれを実現させワーガーとなりました。その年再び、"พี่ว้ากหล่อบอกต่อด้วย"「教えてください、ハンサムワーガー」というハッシュタグとともに、Kristのワーガー姿の写真がSNSに流され反響を呼びました。

 

 

‘ 運命の神が何を書き記したのか、知る者はいない ’

‘ 再び ’ 運命が二人を出会わせる

Sotus : The Series

" あなたの心を奪った人を諦めるか?それとも自分の中のルールを破る勇気はあるか? "

GMMTVが制作した「SOTUS The Series」は、その爽やかなストーリーと、Singto PrachayaとKrist Perawatという素晴らしい主役によって、Yワールドとも呼ばれるBL(ボーイズラブ)の世界で瞬く間に注目の存在となりました。Bittersweetの小説を原作とするこのシリーズは、2016年8月20日に公開されるやいなや、国中に旋風を巻き起こしました。

時折、まるでこの役はこの俳優のために作られたのだろうかと思うほど、あまりにぴったりと完璧にキャスティングされることがあります。それが「Sotus」で起こったことなのです。小説のオリジナルキャラクターとは正反対であるにもかかわらず、KristとSingtoはその役に最も相応しい俳優であると評価されました。さらに興味深いのは、KristがKongphob(コングポップ)のオーディションを受けたにも関わらず、Arthit(アーティット)の役に選ばれたこと、そしてSingtoも、Arthitの役を考えていたにも関わらずKongphobの役に選ばれたことです。

Krist Perawatによると、Sotusで彼が演じたキャラクターArthit Rojnapatは、厳格なワーガーでありながらソフトな一面もあり、自分の本心を伝えることに二の足を踏む人物です。そのため、Kristは実際にはArthitとは全く異なる性格だと語りました。また、Kongphob Suthilakを演じたSingto Prachayaも、実際の彼の性格はキャラクターとは異なると語っています。SingtoはKongphobとは違い、音楽を聴いたり本を読んだりしながら、ほとんどの時間を一人で過ごすことを好む人です。それでも、自分達の大学生活については、後輩が先輩に悩まされるこのシリーズとどこか似ている、と二人共が頷いています。

「SOTUS The Series」は、一人の新入生とその先輩の物語です。物語は、工学部の新入生達がオリエンテーションや顔合わせの会話を楽しんでいるところから始まりますが、そんな雰囲気も束の間、先輩グループがやってくると、チアホール内の空気が突如一変し、冷え切ったものになります。3年生のArthit Rojnapatをリーダーとした先輩達は、壇上に並び、新入生達を睨み付けます。ホール全体に響き渡る骨まで凍りつくような大声は、ヘッドワーガーのArthitのものでした。誇り高く堂々と壇上に立つ彼は、ギアを取り出し、このギアが工学部の学生にとっていかに重要なものであるかを1年生達に語りました。

よく言われるように、人は見かけによらないものです。恐怖の最中、一見おとなしそうな新入生が、同級生達のために立ち上がり、恐れることなく発言し、ギアを手に入れるために「このヘッドワーガーを自分の妻にする」と主張するとは誰も予想しなかったでしょう。シリーズが進むにつれ、視聴者は二人の甘いラブストーリーだけでなく、友情について、さらにはSOTUS制度全体についても知ることになります。これは、厳しいと言われるSOTUSの制度の裏にある、「先輩と後輩の間に築かれ、共有される絆の本当の意味」についての物語なのです。SOTUS The Seriesの最終話は、2017年1月14日に放送されました。

Sotus S : The Series

" 愛は危機に瀕している、だがロマンスはまだあるのか? "

この小説はもともとは一冊のみであり、それはこれ以上の続きがないことを意味していました。KongphobとArthitが、交際中であることを最終的に友人たちに明かしたところでファン達は取り残されたのです。しかし、この恋人達の心温まる物語に、ファン達はさらなる続編を切望しBittersweetに二冊目の執筆をリクエストしました。圧倒的な要望により、約一年の短い休憩の後、2017年12月9日にKongphobとArthitはSotus Sでスクリーンに戻ってきたのです。

真実の愛の道は決して平坦ではない、それはKongphobとArthitのケースも例外ではありませんでした。Sotus Sは、現実生活において多くの人が直面し、ほとんどの人が共感できるようなそんな問題を探究しています。視聴者は、Kongphobがヘッドワーガーになり、Arthitがサラリーマンになった地点に連れて来られます。会社のインターンであるKongphobが自分の恋人であることを、Arthitは同僚に打ち明ける勇気がありません。そんな自分自身に彼がどう向き合ったのか、それを視聴者に見せることで展開していく物語です。主人公の男性が自分の内面と戦う必要があるだけでなく、社会とも向き合わなければならないという、この第2シーズン全体を通してもたらされた感情のジェットコースターは大変なものでした。また、恋愛と友情について描かれた第1シーズンのストーリーと同様に、今シーズンもそこから大きく外れることはありません。友情の美しさ、そして社会人生活がどのようなものになるかというリアルな現実が描かれています。

Our Skyy Arthit – Kongpob

" 見えないものは忘れ去られる (去る者日々に疎し)…と彼らは言った "

一年も経たないうちに、GMMTVが特別プロジェクト「Our Skyy」を発表し、ファンダムを驚かせました。Sotusを含む5つのシリーズから、それぞれ1組のペアの物語を描くという全5話です。「Our Skyy」の第5話は、国民が愛する相思相愛カップル、KongphobとArthitの話でした。2018年12月21日、彼らは再びスクリーンに戻ってきたのです。

この『Our Skyy』の1エピソードの何がそこまで特別なのでしょうか?雑誌のインタビューでKrist Perawatはこう語っています。「特別かもしれませんね。というのも、シーズン1でArthitとKongphobは離れることはなく、シーズン2では共に生活しています。だけど『Our Skyy』で二人は離れることになり、その離れ離れの状態がいつまで続くか分からないという事実に直面するんです」 同様に、Singto Prachayaは「ハッピーエンドを迎えた前作に続く作品で、Kongphobが奨学金を得て海外留学するという話です」と語っています。

遠距離恋愛をすることになったカップルが直面する葛藤の話を描くには、「Our Skyy」第5話は短すぎるように思えるかもしれません。KongphobとArthitの旅は素晴らしい2つのシーズンによって描かれました。それを前にして、この物語全体の締めくくりとなるような1話完結の続編を作るのは不可能に近かったのです。しかし今回もまた、そうではないということをチームは証明しました。「Our Skyy」第5話は、視聴者に見せるべき重要なエッセンスを見逃すことなく、美しく完璧に展開されました。遠距離恋愛に関する異なる意見の両面をファン達はとてもよく理解することができたのです。ストーリーは、全体のコンセプトとこの物語が伝えようとする意図を、視聴者が把握できるように見事に書かれていました。また、約50分の間に、Singto PrachayaとKrist Perawatは再び自分達のキャラクターをとても上手く表現し、完璧に披露することに成功したのです。

「Our Skyy」 でファン達はSotusシリーズの物語全体をようやく締めくくる事ができました。それでもなお、KongphobとArthit、そしてこの全シリーズは"みんなの最高の思い出"として保管され、常に大切にされ続けるでしょう。特にKrist PerawatとSingto Prachayaのために。

 

" Sotusの撮影は、最高の思い出です " – Krist Perawat

" ただ一緒に時間を過ごせるだけで、それは最高の思い出です " – Singto Prachaya

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僕たちが一緒にいる時、すべてが上手くいく

「僕たちはジグソーパズルのようなものなんだ。同じ形ではないけど、組み合わせるとフィットするんだよ」

ジグソーパズル。KristとSingtoは、自分達二人をそう表現しています。個人としては全く正反対の二人ですが、どういうわけかその違いが二人の相性を良くしているのです。Krist Perawatが自身の感情を率直に口にし表現する一方、Singto Prachayaは行動で表します。彼らの異なる特徴がお互いを引き立て合い、共に良い化学反応を起こしているのです。先輩と後輩の関係から共演者へ、そして今では仲の良い兄弟へと容易に発展し、二人の絆が日に日に強くなっているのは、これらが主な理由なのかもしれません。

「僕はP'Singtoがいなければここまで来ていないかもしれません。彼からたくさんのことを学びました」   Krist Perawatは以前雑誌のインタビューでこう語りました。Singtoは静かな人ですが、思いやりがあり、相手に対してとても気を配る人です。Kristによると、二人は一緒にいて静かな時間を楽しむことができますが、その雰囲気が心地良くなくなってきたら、彼はSingtoの気を引くことができるとのことです。Singtoは静かながらも、人に気を配っていることがわかるような、予測不能で思いがけない行動を起こすことがあります。大学時代の彼は、Kristが「あの先輩には友達がいるのだろうか」と疑問に思うような先輩でした。自分の世界に浸りながら一人で歩いていたSingtoを、Kristがいつも見かけていたからです。Singtoは穏やかな人物のため、長年にわたって、Kristは「その性格からたくさんのことを学んでいる」と語りました。Kristは短気な人ですが、Singtoは彼に "冷静な人間になるように" と、どうにか教え込んだのです。

学生時代、SingtoはKristのことを "いつもルールに逆らう後輩であり、ドラムを叩く人である" と認識していました。「Kristは愛すべき素敵な人で、すごくフレンドリー。誰とでもすぐに仲良くなれるんだ」これはSingtoがKrist Perawatについて聞かれたときに語ったことです。その性格は間違いなくSingto自身とは相反するものです。Singtoが羨むもう一つの特徴は、物事を簡単に記憶できることで、この部分に関してはKristの得意分野です。Singtoが言うには、「与えられた曲や台本をKristが短時間で暗記できるのに対し、自分は何度も何度も練習しないといけない」とのこと。特にファンミーティングがある際はSingtoに大きなストレスが掛かることが多くなります。彼はとあるインタビューでこのように明かしました。「あるとき僕は学校の授業が忙しくてリハーサルに少し遅れて行ったんです。だけど、指示が書かれた一枚の紙をKristが用意してくれていて。その紙には、どの部分が高音なのかとか一時停止すべきところとか、彼が色々と備考を付けてくれていて、すごく感謝しました」

KristとSingtoにとって性格の違いは、二人の友情に溝ができる理由には決してなりません。実際、彼らはその違いを乗り越えてより親密になり、必要な時には互いの強さと支えにもなります。二人はありとあらゆることを気軽に話すことができますが、同時に、相手が自分だけの時間を必要としているときにはそれがわかります。このしっかりとした強い理解が二人の間にあるからこそ、お互いがお互いの心の中で特別な存在となっているのです。このように正反対の個性がうまく調和しているため、ファン達は二人の友情に憧れ、敬愛の気持ちを抱くのでしょう。

" この日記が仕事の日記なら、僕はそのあらゆる部分にP'Singtoを入れます " – Krist Perawat
" 贈り物になってくれてありがとう。それは単なる新年の贈り物ではなく、一緒に働く僕たちの毎日が良い一日になるような贈り物です " ─ Singto Prachaya

「実際には伝えたいことはありません、僕は普段から彼と考えを共有しているので。というのも、僕たちはかなり長い年数、いつも一緒に仕事をしているから。なにかあれば、それがなんであれ僕たちは話し合います。だけど、もしあえてなにか言うなら、こう言うでしょう。…僕の良きパートナーでいてくれてありがとう。きみと一緒に仕事をしていると安心感があって、すべてがスムーズに進行します。だから、僕を信頼してくれて本当にありがとう」─ Singto Prachaya からKrist へ (Baby Bright インタビュー)

「P'Singtoへ、過去数年間、僕と一緒に仕事をしてくれてありがとう。僕たちはこんなに遠くまで一緒に旅をしてきました。もちろん、どの旅にも障害や困難はあったけど、僕たちは二人で克服する方法を見つけ、いつも文句なしに解決してきました。僕らの関係性は、"Give & Take" (助け合い/互いに歩み寄ること) がすべてだと言えるでしょう。今までこの旅にいてくれてありがとう。正直に言うと、P'Singは僕にとっていつも一番安心できる仕事のパートナーです。身体にも気をつけてくださいね」─ Krist Perawat からSingto へ (Baby Bright インタビュー)

フォトブック

2016
  • The Official Photobook of Krist Singto KISSING
2017
2018
2019
  • The Official Photobook of Krist Singto KISSING verse 3 : Closer
    ➤ WATCH BTS HERE
  • My Baby Bright Photobook (Best Friends Forever Version)
2020
  • The Official Photobook of Krist Singto Friendship with Krist Singto
  • The Official Calendar of Krist Singto: Peraya Calendar 2020 (カレンダー)
  • My Baby Bright Photobook (Destiny Call Version)
2021
  • The Official Calendar of Krist Singto: Peraya Calendar 2021 (カレンダー)
2022
  • My Baby Bright Photobook (Double Trouble Version)
2023
  • Krist Singto The Precious Memories Photobook

音楽作品

2017
  • My Smile เธอทำให้ฉันโชคดี
  • My Smile 你让我幸福 (You Make Me Lucky Chinese version)
2019
2020
2021

映像作品

2016
2017
2018
2019
2020
2022

バラエティー番組

受賞歴

2017
  • Vチャート・アワード: メディアおすすめアーティスト賞
  • MAYA アワード: スターカップル・オブ・ザ・イヤー
  • KAZZ アワード: マガジン・スウィートハート賞
  • ワールド・トップ・アワード: 2017年 影響力のある人物賞
  • 第6回 Attitude Magazine アワード: 2017年 最も好きなTVシリーズ賞 (SOTUS The Series)
  • 第6回 Attitude Magazine アワード: カップル・オブ・ザ・イヤー
  • グレート・スターズ・アワード: 今年のソーシャル・スーパースター
  • SANOOK アワード: ベストカップル・オブ・ザ・イヤー
2018
  • 第7回 Attitude Magazine アワード: 2018年 最も好きなTVシリーズ賞 (SOTUS S: The Series)
  • 第7回 Attitude Magazine アワード: 2018年 最も好きなカップル賞
  • タイ・ロール・モデル・アワード: 最優秀俳優賞
  • KAZZ アワード: ベストカップル賞
  • LINE TV アワード: ベストカップル賞
  • MAYA アワード: ベストカップル賞
  • タイランド・ヘッドライン・パーソン・オブ・ザ・イヤー・アワード: 文化&エンターテインメント─俳優賞
  • OK! アワード: ベストカップル賞
2019
  • LINEステッカー・アワード: ベスト・カップル・ステッカー賞
  • KAZZ アワード: ベストカップル賞
  • コムチャドルク・アワード: 最も人気のあるタイ・シリーズ賞
  • Zoomdara ニューイヤー・アワード 2019: ベストカップル賞
2020
  • KAZZ アワード: ベストカップル賞
2021
  • Zoomdara アワード: 人気シングル賞 (Under the Same Moon)

ブランド・プレゼンター

  • Baby Bright
  • Sunsilk
  • Lazada
  • Oishi Drinks
  • Oppo
  • MIN MIN Candy
  • Mistine : Idolo
  • Lactasoy (Chinese branch)

ファンミーティング

2021
November 21st – 22nd Fantopia
2023
October 21st-22nd The Krist Elements Concert

TV出演

2015
2016
2017
2018
2019
2021